サービス付き高齢者住宅なのはな 様
http://www.koriyama-h-coop.or.jp/care/fukugo/nanohana.html| 業態 | サービス付き高齢者向け住宅 |
|---|---|
| 法人名 | 郡山医療生活協同組合 |
| 定員 | 入所 41 名 |
| 導入時期 | 2025 年 9月 |
| 取材 | 食事担当 宮森尚子 様 施設長 瀬川大輔 様 |

【施設情報】
母体となる桑野協立病院との連携をはじめ、併設するデイサービスセンターと定期巡回随時対応型訪問介護看護事業所によって、安心・安全な生活を支援する。理学療法士でもある施設長の瀬川様は、グループの通所系事業の統括マネジャーも兼任しており、幅広い視点からご利用者の自立支援に携わっている。
クックデリを導入いただいた背景を教えてください。
―費用削減とさらなる満足度向上が目的―
瀬川様)私が母体の病院から異動してきて、あらためて当住宅についてさまざまな見直しを図ろうとするなかで課題として浮かび上がってきたのが、食事まわりのことでした。もともと完調品を利用していたのですが、費用削減とさらなる満足度向上のため、まずは完調品メーカーの見直しから着手しようと複数のメーカーのものを試食し、最も味が良かったクックデリさんに変えることにしました。
同時に、厨房業務の体制についても見直しを図りました。当住宅では前倒し調理を行い、喫食直前に再加熱して提供するニュークックチル方式を採用していたのですが、本来は作業効率が上がるはずが、かえってオペレーションを複雑にしてスタッフ間の軋轢を生む要因になってしまっていたのです。そのためこの仕組みも、一人の担当者が準備から提供までを完結するシンプルなフローに変えました。
結果、ご利用者からのクレームは激減。当然、嗜好は十人十色ですから、たまにお声をいただくことはありますが、食事満足度は打率でいうと9割は余裕で超えています。相当なバッターと呼べるのではないでしょうか(笑)厨房内の変ないざこざもなくなり、食事満足度の向上と厨房業務の円滑化の両立がかないました。
宮森様)おいしくて適切なボリュームになり、驚くほど残食が少なくなりました。お魚もお肉も柔らかくて、「おいしく作ってくれてありがとう」と声をかけていただくことも増えました。準備しているときにお部屋に漂う良いにおいも、食欲をそそられるようですよ。
厨房業務も、担当者が1食1食を最後まで責任をもって提供まで完結できるほうがストレスなく、私たちのやりかたに合っていたのだと思います。手が空いたときに掃除もできるようになり、以前は日常的に行っていた早出残業がなくなったうえ、時間内に業務も終えられるようになりました。
掲示している毎日の食事メニュー
そのほかに改善されたことはありますか?
―保健所からも安全性が認められた―
瀬川様)コストが削減できました。単純に1食あたりの食費はもちろん、ガス代や洗い物が減ったことによる水道代の削減、もろもろの費用が減ってしっかり利益が出るようになりました。
また先日、保健所の運営指導があったのですが、「完全調理済み食品」として安全性が認められた点も安心しました。
どのような住宅をめざしていますか?
―寛容であり地域に頼られる場所―
瀬川様)職場の環境整備には、この一年力を入れて取り組んできました。端的に言えば、失敗しても良いから前向きなチャレンジができる〝寛容な職場づくり〟です。そのうえで地域にも積極的に出て行き、何かあったら頼れる場所として浸透していければと思っています。その足がかりとして、昨年から町内の芋煮会や新年会などに参加しているのですが、地域の皆さんにはとても歓迎していただきました。地域人材の活用なども含め、地域住民の自主的組織からなる医療生協というグループの特色を生かしつつ、取り組んでいきたいですね。
玄関は四季を意識した飾りつけで来客の目を楽しませている
住宅の庭に植えられている菜の花
ありがとうございました。


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