【ラシーク桂台様】持続可能な施設運営を実現し、食事を通して利用者とその先のご家族とつながるコミュニケーションへ

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【ラシーク桂台様】持続可能な施設運営を実現し、食事を通して利用者とその先のご家族とつながるコミュニケーションへ

ラシーク桂台様

https://www.heisei294.org/index.php
業態 グループホーム
法人名 社会福祉法人平成福祉会
定員 18名
クックデリ導入時期 2024年3月~
取材 施設長 

施設情報

~ご利用者・仲間と共に地域に根差した、市内初のグループホーム~

丘の上の住宅街、大月市で初めて誕生したグループホームです。標高422mの絶景を見ながら、ご利用者様が「その人らしく」生活出来るようお手伝いさせていただいています。
「しあわせを共に」という法人理念のもと、安心して心豊かに暮らせる社会の実現に貢献し、良い出会いは良い人生をつくるということを大切にしています。

施設長:中村様

 

導入前の食事提供はどのようにされていましたか?

―調理キットと自前調理―

他社の調理キットを利用しながら、自前調理もしていました。週4日くらい調理キット、3日が自前調理、というバランスでした。毎週、スーパーへの買い出しも行っていて献立も考えていました。

お食事に対する課題はありましたか?

―施設の食事提供オペレーションを変える必要があったー

調理キットの鮮度が悪く、野菜がだめになっていることもありました。魚料理がおいしくない等の利用者の声もありました。長年利用しており、当初は利用者も一緒に調理をする機会を設けていたのですが、数年経ち介護度が上がってきましてなかなかそういうこともできなくなりました。
ですので食事を調理するものではなく完調品に変えようと思いました。人手不足もあり、調理する時間、買い出しに行く時間も効率化することが必要でした。今後を見据えて誰でもおいしい食事を提供できるオペレーションにしておくため、完調品を探し始めました。

クックデリ導入のきっかけ、選んだ理由はありますか?

―味がダントツによかった、冷凍とは思えないレベルだった-

ネットで色々調べ、何社か冷凍の完調品を試してみました。これまで利用していた調理キットの味を知っていたので、冷凍の完調品も味は落ちるだろうと思っていました。
湯せんで簡単に食事が作れるのは理解していましたが、満足度は下がるかと思いながらクックデリを試食したところ、驚きました。味が落ちるどころか解凍でこんなにおいしくなるとは想像していませんでした。特に鯖や鮭といった魚料理がとてもおいしかったですね。複数の会社の魚料理と比べても全然違いました。
担当の営業の方も対応がよく、全体的にクックデリが良いと思い、朝・昼・夕の3食全てを一気に切り替えることにしました。


   

導入後、利用者様の変化はありましたか?

―食事の時間が楽しいものになった―

当施設では、SNSを活用して食事の風景を撮影しアップしています。食事の時間は撮影担当もいますので、様子については詳しいので話を聞いてみてください。

・ご担当者より

強く印象に残っているのが、3/28のお昼ご飯に「ラーメン」が出たときです。皆さん喜ばれて、特に男性はラーメン好きな方が多くよい食べっぷりでした。今までも麺類を提供したことはありましたが、一斉に全員分を用意するのは難しく、クックデリのラーメンで初めて全員で一緒に食べることができました。その雰囲気を施設長が写真に収めたのがきっかけで、食事の様子を撮影してSNSにアップするようにしたのです。すると、利用者のご家族が自宅で写真を見てくれるようになりました。おいしそうにごはんを食べている姿が見られるのは本当に嬉しいことで、ご家族も安心して喜んでくれました。

また、施設の見学者の方にもSNSを見てもらうようにし、食事は施設選びの大きな決め手となるので良い効果にもなっています。SNSがわからないという方には、施設の若い外国人スタッフがアカウント作るのを手伝ったりしてコミュニケーションを取れています。特定技能実習生等、外国人スタッフも採用しており若い方が多いのも、こういう形で助かっています。

食事の写真をアップするのを続けていくうちに、見てくれる方が増え、毎日見たいというご家族もいらっしゃって、食事の様子を撮影する専属担当になりました!施設長が写真への情熱もすごく、撮り方や角度なども毎回こだわって頑張っています。ユニットが2つあるので、毎日1階と2階を駆け回って写真を撮るのは大変ですが、利用者さんの中にはモデルさんのように撮影まで待ってくれてポーズを決めてくれる方もいて楽しいです。

食事が楽しくなって、先日はおさんぽがてら近所のラーメン屋さんに寄って皆でラーメンを食べることもしました。おいしい、楽しい、という気持ちになり、健康的に体重が増えた方が多いです。クックデリのおかげでご家族とのつながりまでできて感謝しています。

   

施設様にとっての変化はありましたか?

―調理時間の軽減により、食事の大切さに向き合う時間が増えた―

まず調理時間が大幅に変わりました。調理キットと自前調理の頃は、献立から考えなければならない日もありましたが、クックデリのオペレーションなら誰でも簡単にできるので、利用者と食事の盛り付けを一緒に楽しむこともできるようになりました。献立表や手順書もわかりやすいので新しい料理でも困っていません。

写真撮影をすることもあり、お皿を毎回選んだり新しい食器を購入することも増えました。法人の内部研修では、盛り付け方の勉強をスタッフ同士で行うなど、食事への意識が高くなりました。夏祭りイベントでクックデリの焼きそばを使ったり、アレンジを楽しむこともできています。調理の時間が少なくなったことで、他のことに時間を使えるようになりました。

最後に、クックデリのおすすめポイントがあれば教えてください

とにかく味が本当においしいというところ。一度食べてみてほしいです。手作りの方がおいしい、と思っている方でも冷凍食品の概念が変わると思います。クックデリの魚料理や揚げ物は冷凍とは思えないクオリティです。それでいて時短になり働き方改革にも効果があるので助かっています。

また、施設見学も随時行っていますが、見学される方々にとって食事がおいしいのは大きなポイントです。食事がおいしくないと楽しみがなくなってしまいます。おいしいから食べられる、その様子が素敵だから写真を撮ってSNS発信する、ご家族や関心のある方が安心できる…、結果、ご家族や地域の皆さんともコミュニケーションが取れるので、当施設としてはクックデリを導入してよかったと思っています。

これからも市内初、県内初の試みをたくさん仕掛けていく予定で、持続可能な施設運営を目指していきます。
  

ラシーク桂台様、ありがとうございました。

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