【導入事例】マイライフさくら様|設備投資に注力し、利用者・職員の満足度を高めエリアの注目施設に発展した軌跡

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【導入事例】マイライフさくら様|設備投資に注力し、利用者・職員の満足度を高めエリアの注目施設に発展した軌跡

マイライフさくら様

https://mylife-sakura.com/
業態 複合型多機能高齢者住宅
法人名 医療法人社団江頭会
定員 77名
クックデリ導入時期 2023年11月~
取材 施設長  竹中様

施設情報

医療法人が運営する複合方多機能高齢者住宅として、福岡市内でも大規模かつ設備の整った施設です。
医療依存度が高い方でも安心して過ごしていただけるよう吸引設備、眠りスキャン等の設備を全室に設置し、当法人ならではの医療連携で入居者様の生活をサポートしています。
5階建ての施設は介護度によってフロアを分け、転倒事故予防効果の高い床材を導入したり壁紙の模様を変えてご自身の居室がわかりやすいようにする等、細かな配慮をして安全な生活をしていただいており、お食事とお風呂も楽しんでいただけるよう整備しております。
 

導入前の食事提供はどのようにされていましたか?

―他社チルド品―

他社のチルド品を利用していました。当法人では近隣に3施設運営しており、マイライフさくらが3施設目となります。
複合型多機能高齢者住宅でデイサービスも併設、他2施設より普通食(常食)を召し上がる方が多いです。
1施設目がサ高住で他社チルド品を導入し、2施設目は介護度が高い方も多くムース食やソフト食が必要でした。
3施設目となるマイライフさくら建設時も、食事は1施設目同様チルド品で考えていました。


お食事に対する課題はありましたか?

―おいしい食事を提供できていないという悩みが常にあったー

普通食(常食)、ムース食ともに課題はありました。
普通食のチルド品は魚メニューが多かったのですが、チルド独特の臭みがあり気になっていました。野菜の食感も違和感があり、当時は職員給食としてもそのチルド品を購入して提供していたのですが人気がなく悩みでもありました。
ムース食に関しては、見た目から食欲がわかないような、形状も色味もその食事をイメージしずらいもので、利用者も介助するスタッフもよくわからないものという感覚があったようです。

見た目も味も食感も課題があり、何とかしたいと思ってはいましたし、入居者アンケートを取ったところ結果もよくないものでした。80代以上の方々から「魚料理ばかりではなく、とんかつ等のボリュームあるものを食べたい」といったお声もあり、当施設は病院ではないので治療食ではなくおいしく完食できる食事を提供することが必要だと感じていました。
利用者の方々の楽しみのひとつである、おいしい食事を召し上がっていただくためには食事の内容を変えなければ、と思っていました。


クックデリ導入のきっかけ、選んだ理由はありますか?

―試食で体感した、職員から利用者ご家族まで満足の味-

今の食事が満足いただけていないので、食事提供の会社を変更しようと考え「ケアテックス東京」という大規模な展示会に福岡から東京ビッグサイトに足を運びました。
施設向け食事提供の会社がたくさん出展しており、中でもクックデリとは別に2社よいと思えるところに出会えましたよ。どちらもソフト食の味・形状がよく理想的な内容でしたがコスト面で懸念があり、しばらく検討していたのです。

当時の厨房職員も食事の変更について色々と決めかねている最中、周囲からクックデリの評判を聞きました。
展示会でも大きなブースで目立っていたので印象はあり、少し気になって後日施設でクックデリの試食会をしたのですが、冷凍とは思えないクオリティで驚きましたね。
施設内覧会でも、クックデリの「ひつまぶし」「きゅうりとわかめの酢の物」を試食で提供したところ大好評で、入居希望者のご家族が「こういう食事を提供しているなら安心できる」とご納得いただけました。
様々検討した結果、クックデリに切り替えることに決めました。

導入後、利用者様の変化はありましたか?

―見た目も味もよくなり、喫食率アップ―

以前の食事は先に盛り付けをして保温庫に入れ、利用者の方が食べるタイミングで保温庫から出して提供していたのですが、現在は面前提供ができるようになり、おいしい状態で召し上がってもらえるようになっています。
ソフト食の喫食率もよくなりましたよ。食事介助をするスタッフも、見た目や色がよいのでおいしそうという意識が高まり、利用者の方とコミュニケーションを取りやすくなったと思います。ソフト食の種類についてはもう少し増えたらいいとは思いますね。

施設様にとっての変化はありましたか?

―業務改善になり、採用にもよい変化が―

まず朝の勤務時間が大幅に改善されました。4:30出勤だったところが5:30になり1時間も余裕ができたところは大きいですね。
設備投資の話になりますが、以前は朝のごはんを炊くために早朝から勤務して炊飯器のボタンを押していたところ、今はタイマー式自動炊飯器を2台導入し計量から浸水、炊飯まで自動で行えるようになったので、前日にセットできて朝の作業が減りました。またICT化も積極的に進めており、介護ソフトや見守りシステムを導入して全室の状況がリアルタイムに把握できるようにしているので、安全な暮らしを守りつつ職員も安定して仕事を続けられるよう考慮できているかなと思います。
省人化できるところは設備で解決でき、結果として業務改善になりました。

もうひとつの変化として、厨房職員の採用についてもハードルが下がりました。完調品なら学生アルバイトや主婦パートでも扱えるので、朝や夜間にシフトに入ってもらえて助かっています。
早番・遅番・有資格者は時給を上げる等、調整しながら人員配置ができています。
食事の盛り付けや見栄えにもこだわり、クックデリをそのまま使うだけでなく個別に半月盆を用意し有田焼(セラミック)の皿にしたりと、丁寧な食事提供できるようになりました。
使い勝手がよくアレンジして活用できるところも重宝しており、施設でデザートバイキングのイベント開催をする等、利用者の方々に楽しんでもらう工夫ができるようになったのも変化ですよね。
 

ご飯のおかわりも自由で、量も人によって好みがあるのでその場で対応できるのが嬉しいですね。
クックデリ導入前は、各自のご飯の量を決められており、先によそって保温器に入れていたが手間がかかかっていました。面前提供できるようになりこうした対応が可能になったのも、完調品を取り入れて時間に余裕が生まれたからだと思います。
今後はおかゆ対応の方にも同じように提供できるよう、おかゆの保温ジャーを導入するなど良い方法を検討したいです。職員の負担を軽減できるなら設備投資は今後もしていけるのではと思います。

最後に、クックデリのおすすめポイントがあれば教えてください


当施設で様々な新しい取り組みをしていることを知り、近隣施設の職員の方々が内覧会にいらっしゃいます。マイライフさくらで導入しているということで、食事をクックデリに切り替えた施設もあるほどです。

色々な工夫をしていると入居希望の方だけでなく近隣施設からも見学が多く、参考にしていただく機会も多いです。IoT、ICTツールも積極的に取り入れ、厨房設備と食事の提供方法を最新化していくことで周囲への影響力も高まってきた気がします。

介護の業界は限られた人員・設備投資の中で皆さん工夫しているので、働きやすい職場にするための投資は惜しまず、職員がやり甲斐を持ち続けられる状態にしていくことも必要だと思います。
クックデリは何かをしたいとき相談しやすく前向きに検討してくれる、そして定期的に顔を出して何か困ったことがないか聞いてくれる姿勢がありがたいですね。もちろん食事はおいしいし味付けもよく、行事食やご当地メニューの評判も良いです。
当施設はフロアによって入居者の介護度も違いますが、2階の介護度高い方のフロアがこれからオープンするのでまた食事形態も増やしていくかもしれません。


職員の手が足りないと満足度の高いサービスが提供できません。職員が疲弊してしまっては施設運営はなりたたないので、利用者を大事にするのはもちろんですが、それだけではなく職員をいかに大事にできるかが重要ではないでしょうか。
クックデリはその手段のひとつであり、困ったこと・やりたいことを相談できる相手でもあるので、今後も利用者・職員ともに大事にしていける施設運営を共にしていきたいと思っております。



マイライフさくら様、ありがとうございました。

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