
8月に入り、連日の厳しい暑さが続いています。
「なんとなく体がだるい」「食欲がわかない」「疲れが抜けない」、そんな夏特有の不調を感じていませんか。
暑い日が続く夏は、身体から水分や塩分が失われやすく、気づかないうちに脱水状態になっていることがあります。
特に暑さで食欲が落ちると、食事量が減り、体に必要な栄養素が不足することで、疲れやすさや体調不良にも繋がります。
こうした夏の不調が続く中で、特に注意したいのが「熱中症」です。
熱中症の実態
熱中症は屋外での活動中に起こるイメージがありますが、実際は住宅など室内でも発症するケースが多く、日常生活でも注意が必要です。
また、子供から高齢者まで幅広い年代で発症しており、誰にでも起こる可能性があります。
総務省消防庁の調査では、熱中症の緊急搬送者数は毎年数万人規模となっており、令和7年には過去最多の10万人を超える結果となりました。
また、年代別では65歳以上の高齢者が半数以上を占めています。発生場所は、住居での発症も多く、室内でも油断が出来ないことがわかります。

夏を元気に過ごすための水分、栄養補給のポイント

熱中症を防ぎ、夏を元気に過ごすためには、水分をしっかり補給することに加えて、毎日の食事から必要な栄養を摂ることが大切です。
今回は暑さに負けないための水分、栄養補給のポイントをご紹介します。
・こまめな水分補給を心がけましょう
汗をかくことで体から水分や塩分が失われます。のどが渇いてから水分を摂取するのではなく、渇きを感じる前からこまめに補給することが大切です。
飲み水として1日に1.2リットルを目安に水分摂取することが必要です。起床時、朝食時、10時頃、昼食時などご自身の生活リズムに合わせると習慣化しやすいです。
・食事をしっかりとって栄養補給、夏バテ予防
暑さで食欲が落ちると食事量が減り、体に必要な栄養素が不足しやすくなります。特にたんぱく質が不足すると体力低下に繋がるため、肉、魚、卵、大豆製品などを毎日食事に取り入れることが大切です。
・バランスの良い食事でビタミン、ミネラルを補いましょう
汗をかくと水分だけでなく、体に必要なミネラルも失われます。また、ビタミン類はエネルギーを効率よく作り出し、疲労回復をサポートするため、夏の体調管理には欠かせない栄養素です。
毎食、野菜を取り入れることを意識し、旬の野菜や果物を上手に活用しましょう。
そうめんや冷たい麺類に野菜や卵をプラスする等で食べやすい形で栄養バランスを整えることが出来ます。さまざまな食品を組み合わせた食事を心がけることを試してみてはいかがでしょうか。
熱中症は「予防できる病気」とも言われており、日頃の水分補給、塩分補給、無理をしない行動が何よりの対策になります。
日々の食事や生活習慣を見直し、暑さに負けない元気な体を作りましょう。
【参照】
総務省消防庁熱中症情報
https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/post3.html
環境省熱中症予防情報サイト
https://www.wbgt.env.go.jp/







